首巻きタオルの選び方/泉州タオル・くまさんのタオル
首巻きタオルの選び方
はじめに
タオルの使用目的として、朝の洗顔や湯上げ、洗面所や台所用などありますが、汗拭き用の首に巻けるタオルもとっても需要のあるジャンルです。
今回は「首巻きタオル」について深掘りします。
まず、「首巻きタオル」でGoogle検索してみましたが、明確な定義や共通概念の記事は見つけられませんでした。
そこで、検索で出てきた各メーカーさんの商品や説明を加味して、私なりの「首巻きタオル」の見解を書いてみます。
①用途について考える。
①ー1 汗をかくと予想されるシチュエーションの時に、汗ふきのために首にかけておく。
例:ウオーキングや登山などのレジャー系や、畑仕事や軽作業などのワーク系
①−2 暖を取るために首に巻く。
例:冬季の外出時や就寝時の冷え防止や、咳止めにも効果があります。
②サイズについて考える。
上記の用途を視野に入れて設計を考えると、
幅:15cm〜34cm 長さ:90cm〜120cm 目方:50g〜80g
の範囲が使いやすいと考察します。
スポーツジムやテニス・野球・サッカーなどの休憩時に首に巻くスポーツタオルの場合は、もう少し目方のあるタオルを使う方が多いようです。
(95〜140g程度)
※今回の記事では、このサイズ感は除外いたします。
③デザインについて考える。
汗吸いを最重要視したいので、全面プリントタオルは避けたいところです。
プリントタオルのプリント柄は、顔料というインクを使います。油性のため水を吸水しずらいのです。
プリント柄以外の無地の部分は、そのタオルの性能に応じた吸水をします。
ですから、全面に隙間なくプリントをしているようなデザインは、見栄えは良いが性能を引き換えにすることになります。
以上のことから、基本無地で、ワンポイントや、魅力的なカラーでデザインを施すのが理想的だと考えます。
④最後に
よく皆さんがおっしゃる「吸水性」というのは、「吸水量」と「吸水力」を合わせた子pとを指します。
「吸水量」はシンプルでタオルの目方に比例します。目方は糸量で、糸量は吸水の量ですから。重いタオルはより沢山吸水します。
一方「吸水力」は。なかなか見分けが難しいのです。
綿タオルの原料となる綿ですが、収穫前の綿花は天然の油分、養分を含んでいるため水を吸いません。(いちいち雨を吸っていたら大変ですよね😁)
タオルになる過程で「精錬」という油抜きを行なって、初めて水を吸うようになります。
この精錬の技術や高い精度と、選ばれた綿糸の質の良し悪しとで「吸水力」が決まります。
以上の組み合わせにより、「首巻きおタオル」をお選びいただくことが、よりストレスのない選択になると信じております。
この度、くまさんのタオルでは、以上の考察を元に「首巻きタオル」を設計・制作いたしました。
サイズ:幅29cm・長さ100cm・目方50g
特徴1:細くて、長くて、軽いからズレ辛く、動きについてきます。
特徴2:シングルガーゼで、目方50gというのはハンカチ2枚分程度に当たり9ます。気になるほど汗を吸ったら、その場で濯いで絞って、また首にかけていれば、すぐ乾くという速乾性もあります。
一気に、沢山吸わすために目方を増やすのではなく、速乾できる程度の目方に抑え、常に重さも軽く保てるようにして1日中快適に使っていただけるようにしました。
オールシーズン活躍する「首巻きタオル」です。
以下のURLよりパージにお移りください。
泉州タオル|くまさんのタオル
くまさんのタオルでは、日本初のタオルメーカーである泉州タオルの販売をしております。ハンカチやフェイス、バスタオル、オリジナルキャラのプリントタオルなど、普段使いにおすすめのラインナップをご用意しております。抜群の吸水性と柔らかさで、皆様にずっと愛され続ける商品を安くお届けしたいという想いで当社を設立いたしました。
屋号 | くまさんのタオル合同会社 |
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住所 |
〒408-0003 山梨県北杜市高根町東井出4986-8 |
営業時間 | 10時~18時 |
定休日 | 不定休 |
代表者名 | 秋島 啓二 |
senshu@kumatowel.work |