くまさんのタオル(日本製・泉州タオル バス・フェイス・ミニタオル・スリムバス・ハンカチ ・ケット)

タオルのお手入れ・パイルをカット|泉州タオル・くまさんのタオル

今日は、是非とも知って、出来るようになっていただきたいお話をいたしましょう。

「ふわふわのタオルって気持ちいいけど、引っかかりやすいのがちょっと・・・」というお話をよく耳にします。

 

そこで、そんな問題を簡単解決!

名付けて「パイルカット✂〈チョッキ〜ン〉です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タオルのパイルの部分、あの表面のリング状の糸のことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パイルの毛足(以下、パイル長)の長さがタオルの厚さ、肌触り感を決定します。

パイル長が長いと、ふかふかの厚手なタオルを演出します。反対に短いと、ツルツルとした手触りになります。これは、同じ目方でも「ふかふか」も「ツルツル」のもある、ということが設計によって可能だからです。

 

最近よく販売されているフェイスタオルに、260匁(81g)という中厚手のタオルがあります。

こちら、「厚すぎず、薄すぎず」という目方ですが、「ふかふか」と「ツルツル」のタオルがあります。

サイズも同じ84×34cmでパイルの長さや、仕上げ方によって変わるわけです。

 

手触りはお好みですが、洗面所や台所で吊りっぱなしで使うとしたら、パイル長の短い方が、同じ目方でも幾分乾きが早いので、一日中吊って使うなら便利でしょう。

でも、顔を拭く時は「ふかふか」の方が気持ちいいですよね。

 

因みに、この260匁というタオルは、お台所で抜群な仕事をしてくれます。

朝一で使って、そのまま干しておくと夕方からのもう一回戦で活躍できるからです。

厚手のタオルを一度ビショビショにしてしまうと、その日の復活は難しいし、薄手だと台所の手拭きとしては吸水量が少ないので、用を足さなくなる可能性が高いです。

(勿論、それぞれの方が、どのくらい洗っちゃ拭き、洗っちゃ拭きを繰り返すかによりますので、アベレージ的に参考にしてくださいませ。)

 

そんな「パイル」ですが、爪やささくれ、お洗濯時に引っかかって、「ピーッ」と、伸ばしてしまいことってありますよね。

そんな時に、もうそれ以上に糸を伸ばさないようにパイルカットしてください✂

 

パイルは、ちょっと出る位なら切れば大丈夫ですが、引っ張りすぎて本体がつってしまうと、簡単に戻せなくなってしまいますので、そうなる前に切ってあげてください。

 

店頭で、お客様にこの話をすると、大抵怖がって「出来ませーん」とおっしゃいます。

でも、心配ご無用 ⭐⭐今日は、写真入りでやり方をご伝授いたします。

 

 

まず、パイルを引っ掛けた状態を見てみましょう。

 

 

写真中央のツノが出てるのがそれです。これは、1cmにも満たない長さですが、お手入れしましょう。

 

 

さて、次に出ている部分にハサミを入れる訳ですが、この位置がキモです。

 

写真で見ると、いまいちよく分からないかも知れませんが、本当に根元の深いところで切るのではないのです。

では、「どこで切るのか?」と、なります。

今、切ろうとしているパイルの周りに揃えるようにカットします。(通常のリング状になっているトップの部分の高さです。)

 

 

すると、下の写真になります。

 

分かりやすくするために、ハサミの先端で、切ったパイルの部分を指して、写真を撮っています。

 

このタオルの場合、周りのパイルは、寝ていましたが、起こすと2~3mmでした。なので、問題のパイルも同じような長さを残してカットしております。

念のために補足いたしますと、カットしたパイルはリング部がないので口が開いた状態です。そのおかげで、もう引っかかることはありません。

 

 

 

後は、寝かせて馴染ませます。

 

すると、こんな感じになります😆👍どこがカットされているのか全く分かりませんね😄

こんな風にカットすることで、それ以上キズを広げずに済む訳です。

 

実際のやり方は 、これで終了しますが、安心のために、もう少しご説明させていただきます。それは、タオルの構造です。あの「ふわふわ」のパイルを見ると全部が繋がって一枚のタオルになっているように思ったりしないですか?

 

実は、タオルの構造上、パイル部分は地のタオル(経糸と緯糸)に対して編み込んであるのです。

理論上では、パイルを全て抜き取ったとしたら平織りや、あや織のタオル(生地)が残る、ということになります。

 

パイル糸は、この地の経糸・緯糸の間を複雑に8の字を描いて織られるので、そんな簡単には抜けないのです。

更に洗濯していくことで目が詰まっていき、より締まっていって丈夫になっていきます。

 

 

ですから、パイルのトップ部分をカットしても、そこから抜けていくことはないのです。

 

 

前述した「根元の深い部分から切らない」というのは、カットした後に表面を揃えるという意味もありますが、あまりにも根元から切って、地の部分を切ってしまう可能性もあるからです。

 

いかがでしょう、構造を知ると恐怖心もかなり下がったのではないでしょうか?

今度、ご自宅のタオルのパイルが出たりしていたら、是非お試しください。

お気に入りのタオルとは長く付き合いたいものです。大切にケアしていってあげてください。

 

因みに、タオルケットもパイル織のものでしたら、同じような構造ですので、足の爪を引っ掛けたりして、ピーとやってしまった際には、なるべく早くカットしてあげてください。

 

パイルを出なくさせる方法は、今のところありませんので、引っ掛けるものとして認識していただき、メンテナンスをお願いします。

 

 

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

またお役立ち情報などありましたら、お伝えさせていただきます。

関連情報

泉州タオル|くまさんのタオル

くまさんのタオル(日本製・泉州タオル バス・フェイス・ミニタオル・スリムバス・ハンカチ ・ケット)

くまさんのタオルでは、日本初のタオルメーカーである泉州タオルの販売をしております。ハンカチやフェイス、バスタオル、オリジナルキャラのプリントタオルなど、普段使いにおすすめのラインナップをご用意しております。抜群の吸水性と柔らかさで、皆様にずっと愛され続ける商品を安くお届けしたいという想いで当社を設立いたしました。

屋号 くまさんのタオル合同会社
住所 〒408-0003
山梨県北杜市高根町東井出4986-8
営業時間 10時~18時
定休日 不定休
代表者名 秋島 啓二
E-mail senshu@kumatowel.work

コメントは受け付けていません。

特集

〒408−0003
山梨県北杜市高根町東井出4986−8

080−1040−3934

通販サイト営業時間 / 10時~18時
定休日 / 不定休