2023年5月18日

 

こんにちは😃

 

山梨に移住してから１ヶ月半位経ちました。

そろそろ、出店しないと・・と思い、色々と駆け回っておりましたが、やはり、こちらでは東京・神奈川のように出店場所もなく、ちょっと心配な気持ちも出てきておりました。

 

しかしながら、「ピンチはチャンス！」です。

そんな時は、今までの考え方や常識感を一回見直さなければいけません。

 

生活の心配が、何よりも最優先になり、つまりは「生活費を稼ぐ」ことばかりに支配されて、その問題を解決できるであろうチョイスをし続けてしまいます。

その結果、イライラが嵩み、心労は増え、体調も落ち、喧嘩ばかりの家族関係に陥ることを経験させていただいております。

 

「この負の連鎖から抜け出さなければ・・」

 

お陰様で、この数日で心持ちを変えられる兆しを発見しました。

「どのように生きたいか？」

これに尽きました。

どのように生きる・・これは、「自由に生きる」「気ままに生きる」とは、若干の違いを感じております。

私は男子で、夫で父親です。この責任を考えないという選択肢は、私には無いということを強く認識しました。

「家族を養うために働いてやっている」という方向に行きがちでしたが、「夫として、父親として、その責任を私自身が全うしたい。」そして、「そのために働く。」という順番だということを、ハッキリと明確に、自分に叩き込むことに意識を切り替えました。

 

人口も出店場所も少ないこの地で、家族三人が生きていけるだけのビジネスモデルが、今の私の課題になりました。

こちらに来る前は、横浜でしていたことを、そのまま持ち込めばいいかと思っておりましたが、それは、実際にはとてもストレスに感じるようなことになっていたのでした。

 

毎年、歳をとっていって、催事の搬出入などの準備・片付けも身体に堪えるようになるばかりで、いつまで続けられるかと思うこともしばしば。

コロナをきっかけに通販業務を立ち上げましたが、知名度を上げるには、まだまだ沢山のことをしなければなりませんが、やはり、「こちらに進みたい❣️」と、思っている気持ちを再認識しました。

催事は、手っ取り早く目前の集金ができますが、催事だけで暮らそうとすると、以前のように倒れてしまいます。

 

そもそも、「何のために働いているのか？」ということでした。

「年商・数億円」「偉大な企業家としての名声」みたいなことには、どうも私は興味がないようです。

家族三人が、衣食住に困らず、年に何度か旅行に行けるくらいの金銭があれば「働く」理由はないのです。

労働しなくても生活できるのであれば、タオル作りは楽しい部分もあり、その範囲で皆が喜ぶタオルを代わりに作って、儲けをとらず、作ったタオルを皆さんとシェアするだけでも良くなる訳です。

 

他にもあります。山梨に越したのは、自分たちの食料を自分で作りたい。という自給自足の念もあります。

どうやら、何でも作れる訳ではなさそうですが、この土地にあった野菜を育てる時間も欲しい。

 

学生の頃に音楽に目覚め、お陰様でプロにもさせていただき、娘が生まれた10年前まで続けさせていただきましたが、色々あって引退し、移動販売のクレープ屋・タオル屋と仕事を変えていきました。

 

音楽もプロとして活動すると、やはり不自由な側面があり、所詮はただの技術提供（私は、楽器奏者でしたので）でしか存在する場所がありませんでした。

元々、ドラマーになりたくて始まった音楽人生でしたが、いつの頃からか奏者よりも作ることに惹かれるように変わっていって、演奏者としてだけでは満足できなくなっていたようです。

 

しかも、プロといえば聞き映えは良いですが、私は技術提供者としては能力がありませんでした。努力はしましたが、プロの世界では私より上手なプレイヤーだらけでした。

演奏者の世界では、ほとんどのプレイヤーは、自分の楽器を演奏することにフォーカスしているし、喜びを感じているようでした。

私は、そんなプレイヤー感から見れば、とても失礼な存在でした。

引退してから、そんなことに気付き、今までご一緒した全プレイヤーの皆様にお詫びと、我慢していただいていた事に感謝です。

今でも、思いを向けると、恥ずかしくなり、申し訳ない気持ちで一杯になってしまいます。

 

すっかり前置きが長くなってしまいました。

そんなこんなで、すっかり音楽も聞かなくなり、追っかけることもなく、趣味でバンドでも始めようか、というような思いも全く湧かず過ごして参りましたが、ここ数ヶ月前に「自分の納得のいく美しい音楽を作ってみたい。」という思いに気づきました。

以前のように、産業ベースに乗っからなければ意味のない音楽ではなく、自分の心のための音楽を探求」したい。折角、四半世紀、私の物ごごろついてから半分以上の時間を費やした「音楽」というジャンルなのだから・・・。

 

こんなことを優先したバランスの中で生活を営もう！と思ったのでした。

 

縁あって出会ったタオルというジャンルを活かして、自分のため、家族のために新たに始めようと決めたことがあります。

 

「海外輸出」です。形は通販業務ですが、折角素晴らしい商品がありますので、国外に販売してみようと考えました。

利用ツールとして「Ebay」に着目しております。

 

 

海外向けということで、英会話ができない私としては、そこに壁がありますが、壁を越えれば成長があるわけですから、壁が現れること自体がありがたいことですね。

また、「神は超えられる壁しか与えない」と聞きますし😃

 

５月中に実現を目指します。

 

さあ、頑張ろう！所詮、人は一生懸命生きることしかないのですね。